壊死性筋膜炎

2009年9月18日 日常
月に1度、おとんはリウマチの病院に行ってステロイド注射を打っている。それを打つことでリウマチの炎症を防いで痛みもとれている。

あの日もいつものようにその病院に行って注射を打ってもらった。その時に父の足の腫れを見た医者が「弾性ストッキングをはかせて圧をかけたらよくなるかもしれないから試してみなさい」と言った。

ネットで弾性ストッキングを買い、早速父にはかせたところ、2日目に父が痛みを訴えた。リウマチが悪化したんだろうと思ってリウマチの病院に連れて行きまた注射を打ってもらった。

でも良くなるどころか痛みが増しているようで。腫れてから1週間経った頃にジュクジュクしたものが出てくるようになった。これはおかしいと思っていつもの病院の予約をして今日行ったところ、医者の動きがおかしい。

父は意外とやばかった。壊死性筋膜炎で、細菌感染症の重症型だった。皮膚の表皮、真皮、脂肪をも突き通し筋膜、下手したら骨までばい菌が浸透していたようだ。骨まで行っていたら今度は骨髄炎という病気になっている可能性もあるという。

そして即日入院になり、壊死した組織を除去、洗浄して、抗生物質を投入して安静にするという治療を通して治癒を待つという。

おとんが痛い痛いと言っていたのが正直うるさいなあと思っていた。痛いって言ったって痛みは薄らがないのにと。

でも私は大事なことを忘れていた。おとんは我慢強い男だった。そんな我慢強い男が痛がり、歩けなくなるほどになったということはかなりの重症だったということに気づかなかった私の落ち度だ。

最初に弾性ストッキングをはくように言った医者の言葉にもむかついているが、その後の判断の誤りからこんな重症になってしまった。おとん、ごめん。長い入院になりそうだけど、また病院に頑張って通うからね。

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