2万円

2009年7月4日 日常
今日はおとんと北海道へ。

今時期は仕事が忙しいから本当は勘弁してほしかったんだけど、どうしてもメロンを現地で買いたいって言うからさ・・・

そしてボーナス時期でもあるし奮発して全日空ホテルとか取ってみたり。でもとりあえずついたらすぐにおとんのおにーさん(長男)の家に行き。

おかんが死んだ時も来なかった伯父。年も年だし、おとんともう会えないかもしれないから会わせようと思って連れて行ったけど。

札幌からバスで1時間。

・・・

なにここ。

昔ばーちゃんが死んだ時とかきたらしいんだけど覚えてなくて。人が1人も歩いてないようなところをひたすら歩く歩く。そしてもう誰も住んでないような家を何軒か通り過ぎたら出てきた家。

隣に親戚の家があるから言ってくるわって

近道していけばいいわって言われたけど、3分くらい歩いたわ。

すげー田舎すげー

その後、おとんのおねーさんの家に行った。連れ合いが2ヶ月くらい前に亡くなったんだけど行けなかったので線香くらいさせてもらおうと思って行ったんだけど、意外と元気な伯母。そして言語障害があるおとんでは時間がもたず。

思ったより早く退散して。

でもすごい田舎だった。私の従姉妹らしい人も子どもが2人くらいいるらしく。そしておとんの兄弟の嫁には「りんちゃんがキャリアウーマンなのはすごいけど早く結婚して孫の顔をお父さんに見せてあげなさい」って。

うわっ

やっぱり地方だと結婚して子どもを生むのが当たり前なんだよな。私みたいにプラプラしているのはありえないんだろうな。でも結婚しようと思ったときに反対したのはおかんだよ!

って言いたいけど死人にくちなしだわな(←そういう意味?)

でも私もおとんがたまたま東京に転勤になったおかげでずっと東京育ちだったというのもあり。もしおとんが東京に行ってなくてこの田舎で育っていたら私も当然のように結婚して子どもを生んでいたのかな。

何かそういうのって本当にタイミングだったりわからないもんよね。

とか深いことも思いながら札幌に戻り。

蟹でも食べるかと思っていたらおとんが「そこの蟹はあまり美味しくない」とか言いやがるので好きなところに行かせたらすし屋で。

おつくりから始まり、寿司も文句なく美味しかった。中でもウニといくらは食べたことのない味だった、それは認める。でもお会計で「22,000円です」って。

2人で2万円を越える???

銀座かよとか思いながら、プルプルしながらお会計をしたけどさ。

財布空っぽなわけですよ、でもおとんはそんなこと知らないから「いやあ、美味しかった」と大絶賛。

そりゃー2万も出せば美味しいだろうよ#

でもおとんが喜んでるからいいかと思う私もえらい弱気なこと。

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