根負け

2008年10月20日 日常
昨日・一昨日と退院の日をめぐって父ともめていた。でも私がきつい言い方をしたらなんだか投げやりな表情をした父。ここで投げやりになられても困るし、母のように入院先で殺されても困るしと思って、父の希望どおりの退院ができるよう各所の調整をして。

父は退院が延びたら俺も殺されるって言っていた。母の時の病院は本当にぞんざいな対応をしていて、これは元気な人間も生きて出れないわとは思ったけど、今の父がいる病院はそうでもないと思っていたけど。

でも昨日の医者の感じやら、薬を勝手に減らされたりというのは確かに不信感が募る。父の言うこともわからなくはない。これは早く家にひきとって前の病院に通うようにしたほうがいいかもと思って。

そして11月に予定していた出張を他の人におずおずお願いして。意外とあっさりオッケーで拍子抜け。でもこの出張は自分で行きたかったなあ。結局調整だけやることに。でも行ってくれてありがたいと思わないとね。

そして病院にも連絡をして。看護士には「父を説得します」と言ったのに結局説得できなかったもんで「娘さん、負けちゃったのねって言っていたのよ」とか言われて。

まあ、別にいいけど。

そして夜、勤務時間終了後にすぐ病院へ。いつも乗りなれないラッシュの電車に乗って寄りかかられて「重たいよ、よりかかるんじゃねーよ」と言いたいのをぐっとこらえつつ。

そして病院に行ったら父はテレビを見ていた。退院の日のことや今後のことを話したらちょっとほっとした顔をした父。あと10日。リハビリにはしばらく通わなくてはだけど、家に帰れるのが嬉しいらしくそれは嫌がらない。

父が家に帰ってくるとそれはそれで負担が増えるだろうけど、でもこの父を失うよりは自分が無理しても頑張る方がまだましかなと思って。

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